2024年春以降にリリースするアプリではプライバシーマニフェスト対応は必須となります。
以下の手順に沿って、プライバシーマニフェストファイルの追加または修正を行ってください。
※ プライバシーマニフェスト対応の詳細についてはこちらの記事をご確認ください。
※ SDK ver 10.0.0、10.0.1 をご利用中のお客様は、 SDK 内に入っているマニフェストファイル(FANSHIP-PrivacyInfo.xcprivacy)を削除してから、以下の作業を行ってください。
※ 申請が通ることを保証するものではありませんので、ご了承ください。
PrivacyInfo ファイルが存在しない場合
Xcode > File > New > File… を選択します。
Resource > App Privacy を選択して追加します。
Targetsのチェックがついていなければ、チェックしてください。
下記の例では、作成するファイルはプロジェクトディレクトリ直下を保存先に指定しています。
追加されたPrivacyInfoファイルを下記のように編集します。
※内容については選択式なため、該当項目を選んでください。
- 変更内容(2024-03-07追記)
Privacy Tracking Enabled
を NO に変更しました。
- 変更内容(2024-04-25追記)
- 以下の3つの項目を追加しました。
NSPrivacyAccessedAPICategoryDiskSpace
- E174.1: ファイル出力の際に残りのディスクスペースが十分か確認するため
NSPrivacyAccessedAPICategoryFileTimestamp
- C617.1: コンテナ内のアプリのメタデータにアクセスするため
NSPrivacyAccessedAPICategorySystemBootTime
- 35F9.1: タイマーを有効にするための計算の実行
- 以下の3つの項目を追加しました。
Privacy Nutrition Label Types を展開し、以下の通り項目を選択します。
- 変更内容(2024-03-01追記)
- 前回ご案内した User Defaults(User ID)に加えて、他6項目を追加しております。
- Coarse Location(おおまかな位置)
- Precise Location(正確な位置)
- Product Interaction(製品の相互作用)
- Other Usage Data(その他の使用状況データ)
- Browsing history(ウェブサイトなど、アプリの一部ではないユーザーが閲覧したコンテンツに関する情報)
- Other diagnostic data(アプリに関連する技術的な診断を測定する目的で収集されたその他のデータ)
- 位置情報が2種類あるため、User Defaults と合わせて、計7項目の記載が必要になります。
- 位置情報を利用しない場合、「Coarse Location(おおまかな位置)」「Precise Location(正確な位置)」の記載は不要です。
- 「購入履歴」の収集に関してはSDKでは行わないため、マニフェストへの記載は不要です。
- 各項目の
Linked to User
とUsed for Tracking
について、NO に変更しました。 - Collection Purposes 項目を追加しました。
- Analytics
既存の製品機能の有効性の理解、新機能の計画、視聴者のサイズや特性の測定など、ユーザーの行動を評価するためにデータを使用すること - App Functionality
ユーザーの認証、機能の有効化、不正行為の防止、セキュリティ対策の実装、サーバーの稼働時間の確保、アプリのクラッシュの最小化、スケーラビリティとパフォーマンスの向上、カスタマー サポートの実行など
- Analytics
- 前回ご案内した User Defaults(User ID)に加えて、他6項目を追加しております。
既に PrivacyInfoファイルが存在する場合
FANSHIPで利用する項目は下記の通りです。
アプリ側で他にも使用しているものがある場合、適宜項目を追加してください。
なお、既に同じ項目が存在している場合、その項目については重複して追加する必要はありません。
※内容については選択式なため、該当項目を選んでください。
- 変更内容(2024-03-07追記)
Privacy Tracking Enabled
を NO に変更しました。
- 変更内容(2024-04-25追記)
- 以下の3つの項目を追加しました。
NSPrivacyAccessedAPICategoryDiskSpace
- E174.1: ファイル出力の際に残りのディスクスペースが十分か確認するため
NSPrivacyAccessedAPICategoryFileTimestamp
- C617.1: コンテナ内のアプリのメタデータにアクセスするため
NSPrivacyAccessedAPICategorySystemBootTime
- 35F9.1: タイマーを有効にするための計算の実行
- 以下の3つの項目を追加しました。
Privacy Nutrition Label Types を展開し、以下の通り項目を選択します。
- 変更内容(2024-03-01追記)
- 前回ご案内した User Defaults(User ID)に加えて、他6項目を追加しております。
- Coarse Location(おおまかな位置)
- Precise Location(正確な位置)
- Product Interaction(製品の相互作用)
- Other Usage Data(その他の使用状況データ)
- Browsing history(ウェブサイトなど、アプリの一部ではないユーザーが閲覧したコンテンツに関する情報)
- Other diagnostic data(アプリに関連する技術的な診断を測定する目的で収集されたその他のデータ)
- 位置情報が2種類あるため、User Defaults と合わせて、計7項目の記載が必要になります。
- 位置情報を利用しない場合、「Coarse Location(おおまかな位置)」「Precise Location(正確な位置)」の記載は不要です。
- 「購入履歴」の収集に関してはSDKでは行わないため、マニフェストへの記載は不要です。
- 各項目の
Linked to User
とUsed for Tracking
について、NO に変更しました。 - Collection Purposes 項目を追加しました。
- Analytics
既存の製品機能の有効性の理解、新機能の計画、視聴者のサイズや特性の測定など、ユーザーの行動を評価するためにデータを使用すること - App Functionality
ユーザーの認証、機能の有効化、不正行為の防止、セキュリティ対策の実装、サーバーの稼働時間の確保、アプリのクラッシュの最小化、スケーラビリティとパフォーマンスの向上、カスタマー サポートの実行など
- Analytics
- 前回ご案内した User Defaults(User ID)に加えて、他6項目を追加しております。
プライバシーマニフェストの確認
Xcodeのメニューバーで Product > Archive を実行します。
アーカイブされたアプリを選択して右クリックメニューを表示してください。
Generate Privacy Reportを選択して任意の場所に保存してください。
保存されたレポートを表示して、内容を確認してください。
※位置情報を利用しない場合、「Coarse Location(おおまかな位置)」「Precise Location(正確な位置)」の記載は不要です。
改訂履歴
- 2024-01-23:FANSHIPで利用する項目について修正しました
- 2024-03-01:FANSHIPで利用する項目、レポートのスクリーンショットについて修正しました
※3/1時点ですでにご対応いただいたお客様は、次回のアプリアップデート時に上記手順に沿ってご対応いただきますようお願いいたします。 - 2024-03-07:FANSHIPで利用する項目について修正しました
- 2024-04-25:FANSHIPで利用する項目を追加しました