iOS 13 以降、インストール時に表示される「位置情報許諾ダイアログ」について、位置情報の許諾ステータスの内容と遷移が変更されたため、弊社検証用アプリ を用いて確認した内容を掲載します。
(1)「常に許可」の削除
これまでは、位置情報の利用許可にあたって、ユーザーに対して「常に許可」「許可しない」「このAppの使用中のみ許可」の3つの選択肢が提示されましたが、iOS 13 からは、「常に許可」が削除され、かわりに「1度だけ許可」が追加されました。
(2) 段階的権限昇格
これまでは、Appが位置情報を利用する際に Appのインストール直後からユーザーに「常に許可」を選択肢として提示できるようになっていましたが、iOS 13 からは、「暫定的に『常に許可』」という内部状態を経由することで、はじめて(暫定ではない)「常に許可」の状態(位置情報利用認可)を獲得できるようになります。
位置情報使用許可における「1度だけ許可」について
Appを起動してから終了するまでの期間が「1度だけ」が指す範囲となります