ロイヤルカスタマーを対象にプッシュ通知の許諾を促す、アプリ内メッセージの活用例を紹介します。
施策概要
アプリの利用頻度が高いユーザーをロイヤルカスタマーとしてセグメントを登録し、当該セグメントに対してアプリ内メッセージを表示して、プッシュ通知の許諾を促します。
アプリの利用頻度のみを条件として表示されるため、すでにプッシュ通知を許諾しているユーザーに表示されても違和感が生じないように「プッシュ通知を受け取る設定になっていますか?」のような表現のメッセージが適しています。
施策のポイント
アプリの利用が習慣化しており、有用性を感じてくれていると推測できるユーザーを対象にすることで、許諾してもらえる確率が高まります。
また、アプリ内メッセージの内容を異なる訴求やクリエイティブで複数用意し、ユーザーに響くメッセージを模索することで、許諾率のさらなる向上が期待できます。
対象ユーザーが少なくなりすぎないように、アプリの実態に合わせてセグメント条件となるアプリ起動回数や期間を設定することも重要なポイントです。
実施手順
- プッシュ通知を受け取るメリット・ベネフィットなどを書き出す
- 上記をもとに、アプリ内メッセージで使用する画像を作成する
- 誘導したいリンク先を確認する
- アプリ内メッセージの表示タイミングを決める
- アプリ内メッセージを表示させるセグメントを作成する
- アプリ内メッセージを作成する
施策例
初めてアプリを起動してから180日以上経過しているユーザーのうち、1週間で3回以上アプリを起動しているユーザーを対象に、アプリを起動したタイミングでアプリ内メッセージを表示させる場合の施策例です。
エンゲージメントが高いロイヤルユーザーを想定しているため、アプリの初回起動からメッセージ表示までの期間を空けています。
- セグメント:
初回起動から180日以上経過し、1週間のうちに2回アプリを起動したユーザー
「初回起動」を過去「180日間」で「0回」実行した AND 「アプリ起動」を過去「7日間」で「2回」実行した
※セグメント条件をアプリ起動2回にすることで、アプリ起動3回目のタイミングでアプリ内メッセージが表示される - 累計の配信最大回数:1回
- 遷移先:「遷移先指定」を選択し、設定画面へ遷移するURLを設定
- 起動トリガー:ホーム画面表示イベント
💡 配信期間について
配信期間は最長で180日間です。そのため、継続して施策を行うには、再度アプリ内メッセージの作成が必要です。
「このフォーマットを使って新規作成する」をクリックすると、内容をコピーして新規作成できます。
評価指標
以下のレポートで数値を確認し、施策の評価ができます。
- アプリ内メッセージ > 配信一覧 > 配信詳細画面 > 配信結果
- ボタンクリック率(= ボタン1 or 2押下ユーザー数/配信ユーザー数)
- ボタンクリック率(= ボタン1 or 2押下ユーザー数/配信ユーザー数)
- レポート > ユーザー情報 > 全ユーザー情報
- 各OSのプッシュ受信許可数
💡 ボタンクリック率のみ改善している場合
ボタンクリック率が高いものの、プッシュ通知許諾率があまり上がらない場合、設定画面での変更方法でつまづいていることが考えられます。
対策として、①メッセージの画像を操作方法が分かるものへ変更する、②手順を解説するお知らせを配信するなど、期待するアクションをユーザーに明確に伝えることで、許諾率が改善する可能性があります。